本帰国後開業日記

本帰国後9か月、税理士登録まであと一歩

 

今回は、ちょっと個人的なお話ですが、インドネシア帯同から2020年1月に本帰国後、9か月目にして税理士登録を行うに至った経緯と現在地を振り返りたいと思います。

 

 

 

税理士登録を決意した理由

 

そもそも、元会計士の私がどうして自宅税理士開業を決意したのか。それは、妊活・帯同・転勤などを経験する中で、自分自身を含めキャリアに悩む多くの女性の存在に気づき、起業・副業や会計税務について専門家に気軽に相談できる場所がないことに気づいたからです。自分が今いる場所でできるビジネスの始め方や税金の取り扱いについて、専門家に具体的な相談が気軽にできる場所を作ることで、働きたい女性を応援したいと強く思いました。

妊活、出産、子育て、転勤やパートナーの駐在等の影響で、キャリアの見直しを迫られる女性は少なくありません(もちろん、女性だけではなく男性の場合もあります)。人生100年ともいわれる時代ですので、一度自分のキャリアを見つめるという経験自体はとても貴重で個人的には必要なことだと思っています。ただ、続けたい仕事を続けられない等ストレスやもやもやを感じながら日々を過ごし、つらいと感じることもあると思います。そんなとき、だれかに相談してみる、いまの気持ちを話してみることで何かが見えてくることってありますよね。コーチングなどを利用するのもとても良いと思いますし、税理士等の専門家に話すことで具体的な起業・会社設立等の選択肢を自分事としてとらえるのもとても役に立つと思っています。実際に行動を起こすかどうかは別として、自分にはこれだけの選択肢がある、ということを認知することで幾分かストレスは減り、どれを選択するのか前向きに考えることができます。

例えば、海外に住んでいる場合、ビザの問題や税金の問題、パートナーの会社での帯同者の取り扱い等が複雑に絡まりあい、1帯同者として身動きがとれなくなることがあります。そんなとき、自分にある選択肢を具体的に洗い出すサポートをしてくれる人が隣にいてもらうことだってできるという環境を作りたいと思っています。もちろん、働く以外の生活を満喫することは、それはそれで素晴らしいことだと思います。ただ、コロナウイルス感染拡大の終わりがまだ見えない中で、ボランティアや旅行、社会生活を楽しむ制限もあり、また、そもそも一時緊急避難という形で日本にいる方も多くいらっしゃいます。そんなとき、何か自分ではじめたいけれども、何ができるのかちょっと考えてみたいと思う方がいらっしゃれば、気軽にお問合せしていただきたいなと思います。

 

 

 

 

税理士のしごと

税理士という職業は中小企業の経営者にとっては身近な存在ですが、確定申告などをしなければあまり仕事を依頼する機会がないかと思いますので簡単にご紹介します。

 

税理士の独占業務

法律上、税理士だけができる独占業務として、下記の業務があります。

1.税務代理

納税者の代わりに、税務署等への申告・申請を行ったり、税務調査に立ち会い、納税者の代わりに税務調査対応を行います。

2.税務書類の作成

税務署に提出する届出書を代理で作成、提出します。

3.税務相談

税金の計算、必要手続き、税務相談に対応します。

上記独占業務のほか、通常税理士事務所では、会計業務(記帳代行、決算書作成)やコンサルティング業務(資金繰りや節税のアドバイス等)、M&A等アドバイザリー業務、バックオフィス効率化支援等のサービスを提供しています。

 

税理士業界

突然ですが、税理士の平均年齢、想像がつきますでしょうか。なんと、60代です。少子高齢化の影響だけではなく、税理士試験合格のためにかけるコストや責任の重さが税理士としての仕事のメリットに見合わないと考える人が増えたためともいわれています。クラウド会計が普及する中で、AIにとってかわられる職業代表みたいに言われることもありますが、令和2年8月末日現在約79,000人いる税理士がこの先どんどん少なくなっていくと言われています。ちなみに、個人的にはAIにとってかわられる職業ではなく、AIを上手に使うことでサービスを進化させていくことで生き残ることができる職業だと認識しています。税務にとどまらず、経営や資金繰りアドバイスを適時ご提供しながら、経営者の心にも寄り添えるようなそんな税理士になりたいです。

 

税理士登録の手続きと費用

税理士として登録するためには、登録資格取得後、膨大な提出書類や面接・事務所の現況調査をクリアしなければなりません。基本的には、怪しいものではないということを確認する作業のようです。私も先日、面接と現況調査を終えて、現在は最終書類審査待ちです。

税理士登録は実はお財布にかなり厳しいです。新規登録時には登録免許税として6万円、手数料として5万円、各自治体の税理士会の費用を合わせると初年度は20万円程度かかります。そして、その後毎年年会費10万円~15万円、研修費等がかかります。私の応援したいお客様は小規模個人事業主から始める方が多いため、ペイするのかという課題が発生しますが、何とか乗り越えたいと考えています。

→乗り越えられることが判明しました(後日追記)

 

会計士との違い

私自身は元会計士ですので、会計士との違いについても触れておきたいと思います。会計士の独占業務は、企業の監査です。企業が作成した財務諸表に重大な誤りがないかどうかを公認会計士が第三者の立場から検査・評価します。公認会計士の資格があれば、税理士の登録が可能です。

 

 

今後の予定

10月中旬に無事に税理士登録審査を通過次第、税理士事務所を自宅で開業予定です。基本的にはクラウド会計freeeをメイン会計ソフトとしてサービス提供を予定しています。freeeのスモールビジネスを元気にするというビジョンに共感しており、私が応援したいお客様の多く経理未経験者のため、会計知識をベースにしないスマホでも操作しやすい会計ソフトの方がお客様が扱いやすく、業務効率化に最速で貢献できるのではないかと考えたためです。もちろん、マネーフォワードやその他の会計ソフトをご希望のお客様にも対応させていただきますが、オススメは原則freeeで行きたいと思っています。

あれやこれやでもう9月中頃になりました。税理士事務所のHPも開設せねばということで、起業コンサルのHPをリニューアル更新中です。起業コンサルも引き続き行っておりますので、ご希望の方はお気軽にこちらよりお問合せいただければ幸いです。

 

 

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